
モノを減らして運気アップ! “手放す”ことが開運の秘訣
風水の中で「三元九運(さんげんきゅううん)」という思想があり、昨年より第九運目の時代に入りました。20年に一度巡ってくるものですから、これから20年近くは第九運目が示す風水術を取り入れると運が開くというわけです。モノを手放すことで、モノが減るだけでなく、ヒト、コトまで動くようになり、あなたの運気の後押しをしてくれます。ちょうど季節の変わり目ですので、今年の手放しを始めるにはとてもよい時期。この機会にまわりのモノを見直してみましょう。
●長年使っている寝具類
2025年は九星気学では二黒土星(じこくどせい)が中宮に入っています。二黒土星の年は寝室やベッドまわりを整えることで開運します。長年使っている枕カバー、ベッドカバー、布団カバーがあれば、思い切って手放し新調することをおすすめします。今年のラッキーカラーであるペールイエローやライトブラウン、アイボリーなどにするとより吉です。
●必要のない書類や紙類
布製品もですが、紙製品もためておくと邪気がたまりやすいです。なぜなら、陰作用のある水や湿気をよく吸う素材だからです。書類、チラシ、雑誌や本、ダンボールや紙箱、ショッピングバッグなど。家の中にはさまざまな書類や紙類がたまっています。保管しておくものと、必要ないもので分けて減らしましょう。紙類が減ると、特に金運や仕事運によい影響があります。
●1度も使わなかったモノ
雑貨でも文房具でも、自分で買ったものでも人から貰ったものでも、お部屋のなかを見渡すと1度も使っていないモノ、ありませんか? 使っていないということは新品のままです。手放すときに捨てるのもよいのですが、どなたかに譲るのもよいでしょう。新たな役割をモノに与えることで生気が宿ります。
モノは使ってもらってこそ命が宿るものです。今必要ではないモノが減ると、自ずと身のまわりに変化がでてきます。特に人間関係といったヒトに現れることが多いです。問題が解決にむかう、新たな出会いが巡ってくるなど、空いたスペースにまた新たな運が入ってくるものです。そんな希望を抱きながらお片付けをして、手放すことができれば、運気アップ間違いなしでしょう。
文=愛新覚羅ゆうはん イラスト=三井みちこ