新生活・引越し

「傘ソムリエ」がピックアップ!梅雨の時期に大活躍する“進化系”の雨傘とは?

目次

・畳むストレスから解放!簡単に収納できる形状記憶設計
・「スライダー構造」を採用!人を守る新しい耐風傘
・クルクルと傘が回転!風の影響を華麗に回避するスピナー構造
・和傘のような見た目もクール!通常の倍以上の骨数で強度アップ
・お気に入りの傘のはっ水力が復活するお手軽スプレー

 

今年も梅雨のシーズンが訪れ、気がめいるような雨の日が続いているが、そんな季節を乗り切るための必需品といえば雨傘だ。手軽なビニール傘派という人も多いかもしれないが、SDGsの考え方が広まるにつれ、物を大事にする消費スタイルが浸透しつつある昨今。雨傘に関しても見直したい……と考えている人も多いはず。

「『大事にできる傘とは何か』という発想をされる方が増えている印象です」と語るのは、傘メーカー・Waterfront®(ウォーターフロント)で“傘ソムリエ”を担っている土屋博勇喜さん。

「常に傘は進化し続けており、新商品が発売される度に買って試しています。現在でも約200本の傘を所有しています」と言う土屋さんに、Waterfront®のアイテムからおすすめの最新商品をピックアップしてもらった。

畳むストレスから解放!簡単に収納できる形状記憶設計

整える手間がないので一瞬で傘を畳むことができる

「当社商品では、畳むことに特化した傘、風を受け流してしまう傘など、とりわけ機能性が高い傘の販売が好調です」(土屋さん)。そんな今年の人気傾向に当てはまる傘として、まず挙げてくれたのが、折り畳み傘の「LIM クイックシャット™自動開閉 折 55cm」。

折り畳みタイプの大きな難点といえば、いちいちしまうのが面倒なことだが、このアイテムはシェイプメモリー加工が施されており、「特殊な加工により畳む動作をアシストするため、形が記憶されているかのように簡単に傘を畳むことが可能です」(土屋さん)という優れものだ。

さらにボタンひとつで自動開閉ができたり、共袋にも口が大きく開くようにファスナーがついていたりと、しまうことに特化。UVカット機能がついているため日傘として晴れの日も活躍してくれるのもうれしい。

<商品情報>

LIM クイックシャット™自動開閉 折 55cm

4,290円(税込)
https://waterfront-umbrella.com/products/u355-0726

 

「スライダー構造」を採用!人を守る新しい耐風傘

反り返りを防ぐために、柔軟性の高い骨のつなぎ目に可動性を備えている

「傘の形を保ったまま人を守る新しい構造の耐風傘です」(土屋さん)とおすすめしてくれたのが、長傘タイプの「LIM スライドリブ」。“雨風から人を守る傘”を目指すところから生まれたこの傘の特長は、骨が動くことによって反り返りを防ぐ「スライダー構造」を採用している点だ。

骨のつなぎ目に可動性を持たせることで反り返りを防ぎ、骨が壊れるリスクを軽減するこの構造。そこに柔軟性の高いFRP強化骨を組み合わせることで、風にあおられても壊れにくい耐風性を実現している。通常なら風速7メートル/秒前後でひっくり返ってしまうといわれているが、このアイテムは風速12メートル/秒でも反り返らないそうだ。

<商品情報>

LIM スライドリブ

1,650円(税込)
https://waterfront-umbrella.com/products/u160-07?variant=39946887331901

 

クルクルと傘が回転!風の影響を華麗に回避するスピナー構造

大きさは親骨58cmと65cmの2サイズを展開している

同じく“雨風から人を守る傘”というコンセプトの下に誕生したのが、折り畳み式の「LIM スピンキャノピー™」。この傘は軸がクルクルと回ることで風の衝撃を受け流す、スピナー構造が取り入れられている。

「約10年前に発売したスピナー構造の『回転風車16本骨』、『レインボースピナー』を経て、構造をさらに見直し、より風に強くなりました」(土屋さん)。風速15メートル/秒でも問題なく使用できるというからその進化には驚かされてしまう。

<商品情報>

LIM スピンキャノピー™

1,980円(税込)~
https://waterfront-umbrella.com/products/u358-0710

 

和傘のような見た目もクール!通常の倍以上の骨数で強度アップ

16本の骨があるにも関わらず、重さは約290グラム

また、丈夫さが持ち味の折り畳み傘として紹介してくれたのが「16RIB Folding Umbrella」。「通常の折傘の骨は5~8本で、多くても骨は12本でしたが、この商品は長傘のような強度が出せないか?という考えの下、骨を16本にしました」と土屋さんも語るように、骨の多さが最大の特長だ。

骨の本数が多いため、傘を開くとまるで和傘のような丸い形状になり、通常の折り畳み傘よりも多くの雨や日差しを防いでくれる。

<商品情報>

16RIB Folding Umbrella

3,030円(税込)
https://waterfront-umbrella.com/products/16rib-folding-umbrella


お気に入りの傘のはっ水力が復活するお手軽スプレー

素材を選ばずに使用できるのもうれしいポイントだ

自分のお気に入りの傘を長く使用したいという人におすすめなのが、土屋さんが企画開発を担当した「傘屋が作った防水スプレー」。持っている傘に吹きかけるだけで高いはっ水効果と防汚効果が期待できる商品だ。

「スプレーして15分で乾燥するので、お出かけ前にサッと吹きかけるだけという手間要らずな点がとっても便利です。誰でもキレイに仕上げられる秘密は、ムラなく飛散しやすいノズルと、粉っぽさの元であるフッ素樹脂の量を抑えたこと。スプレー特有の嫌な臭いが少ないのも魅力です」(土屋さん)

加えて、高い通気性で素材を選ばないフッ素樹脂と、はっ水効果と持続性の高いシリコン樹脂のハイブリッドにより、どんな傘にも対応する使い勝手も抜群の商品だ。

<商品情報>

傘屋が作った防水スプレー

1,320円(税込)
https://waterfront-umbrella.com/products/%E5%82%98%E5%B1%8B%E3%81%8C%E4%BD%9C%E3%81%A3%E3%81%9F%E9%98%B2%E6%B0%B4%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC

 

「新しい感動を提供し続ける商品作りを目指し、500種類近くのアイテムを扱っています」(土屋さん)というWaterfront®。今回紹介したもの以外にも、TPOやファッションに合わせて、楽しみながら選んで使える傘を多数取りそろえている。安価なビニール傘しか使っていないという人こそ、ぜひ梅雨の季節に向けて、お気に入りの1本を見つけてみてほしい。

 

※店舗によって展開商品・在庫状況は異なります。また販売終了になることがありますのでご了承ください。
文=野宮ジュン

インフォメーション

Waterfront®(ウォーターフロント)

https://waterfront-umbrella.com/

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