ライフスタイル

2024.01.23

自宅のお風呂がもっと楽しくなる！お風呂のソムリエおすすめの最新バスグッズBEST5

真冬の寒さで体はカチカチ、手足の冷えにも悩まされるこの季節。あったかいお風呂は何よりのリラックスタイムですよね。癒やしの時間をさらに特別なものにすべく、ここでは5万点以上のバスグッズを試したという、お風呂のソムリエの松永武さんに、お風呂がより楽しくなる最新アイテムを教えてもらいました。

ボタン一つでお風呂を沸かすことができる今の時代。いつも同じ温度に設定したお湯に、せいぜい入浴剤を入れるくらいで、ただザブンと浸かる…という漫然としたバスタイムを過ごしていませんか？　そこへさらなる「楽しさ」をプラスしたいと提唱しているのが松永さん。「例えば、ご飯のおかずが毎日三食、同じだったら絶対に飽きてしまいますよね。お風呂もそれと同じ。例えば、入浴剤はお風呂のふりかけ。"食事のようにお風呂を楽しむ”という考えを世に広めたいんです」（松永さん）

楽しみながら健康になれるバスグッズをぜひ、お試しあれ！

バスタブの中でのんびり読書タイム！「ユウブミ〜湯文〜」

大切な本を濡らさずにバスタブの中で読書タイムを楽しもう!「ユウブミ〜湯文〜」 写真：株式会社バスリエ

長風呂派の人や、健康のために半身浴をしている人の多くが、湯船での読書＝“浴読”をしているのでは？でも、紙の本にしろ電子書籍にしろ、お風呂での読書は水濡れが最大のネック。そんな時に便利なグッズが「ユウブミ〜湯文〜」です。

防水素材でできたブックカバーは数あれど、「ユウブミ〜湯文〜」は日本初の完全防水ブックケース。透明な防水袋と指サックが一体になっていて水濡れの不安は一切なし。本体に付いているホルダーでしっかり書籍を固定できる上、指サックには凹凸の滑り止めが付いているのでめくりやすさも抜群です。

「アナログ（紙）だけでなく、デジタルにも対応しているシリーズです。電子書籍派には、『ユウブミ・デジタル』がおすすめ。スタンド付きの防滴袋の中に電子書籍やスマホ、タブレットを入れて、浮袋状の台座に載せて読書ができるというもの。快適にお風呂で読書ができますよ」（松永さん）

“香りを浴びる”という新しい概念を生んだ「H201シャワーフィルター」

香りを浴びることで癒やし効果も抜群 「H201シャワーフィルター」 写真：株式会社バスリエ

韓国発の香りのシャワーアイテム。ホースとシャワーヘッドの間に取り付けるだけで、さまざまな香りのするお湯を浴びることができるようになるフィルターです。しかも水道水に含まれる塩素やサビも除去してくれる上、ビタミンＣ、トレハロース、ミルクパウダー、カタツムリ粘液エキスという美容成分が含まれているのもうれしい限り。アロマで癒やされつつ、美意識が高まるバスタイムが過ごせそうです。

「美への意識が高い韓国発祥の商品です。これまでになかったシャワーフィルターという形で、 “香りを浴びる”という概念を日本に持ち込んだところが新しいと思います。5つのアロマから選べるので、好みの香りに包まれてシャワータイムがより楽しくなりますよ」（松永さん）

※賃貸住宅の場合、ご退去時お客さまにてご入居時の状態に戻していただく（原状回復）必要がございます。

本格的な温泉の“浴感”を再現した和風の入浴剤「浴玉（Yokudama）」

リアルな温泉気分を楽しめる和風の入浴剤「浴玉（Yokudama）」写真：株式会社バスリエ

自宅の浴槽で、リアルな温泉気分が楽しめる入浴剤。温泉法の定義に基づいて、天然温泉に限りなく近い“浴感”＝湯の触感や効果を再現しています。自然由来の温泉を再現するためにこだわり抜いたのは、その成分。草木の成分として、大和当帰（ヤマトトウキ）という、その根が婦人科の漢方にも使われる植物の葉を配合。また、とろみの再現には、海の恵であるガゴメ昆布や真昆布を配合しています。ほかにもヒマラヤ岩塩、てんさい糖、メタケイ酸といった成分で保温、保湿の効果もしっかりカバーしています。

「手前みそですが、僕がプロデュースした入浴剤です。浴衣（ゆかた）の生地でくるんだビジュアルのかわいさも好評です。浴衣は文字通り、かつてはお風呂に入る時に浴衣（よくい）として着られていた和製バスローブ。商品の売りである“浴感”にはもちろん自信がありますが、商品のビジュアルからも日本ならではのお風呂文化を感じてほしいですね」（松永さん）

しっかりフィットで首を支え、重力から解放！「大人の休日バスピロー」

無重力気分でリフレッシュ♪「大人の休日バスピロー」写真：株式会社バスリエ

頭をのせてバスタブに浸かると無重力気分が味わえるバスピロー。マットレスなどにも使われるクッション素材・プリマレックスで作られていて、その独自の構造が生む弾力により、しっかり首にフィット。その優れた体圧分散性＋お風呂の浮力によって、重力から開放されるという仕組みです。首元を支える「ショート」サイズに加え、ソファのように体全体で使える「ロング」、ショートとロングの中間サイズで首から肩全体を支える「ミドル」と全部で3種があり、自分好みのサイズを選べます。

「こちらも僕が商品開発したもので、テレビ番組でも紹介されました。肩までバスタブに浸かると、通常の10倍も重力から解放されるといわれているんですね。でも、頭だけは湯船の外にあるので、長湯をすると首が凝ってしまう。そんな悩みを解消してくれるのがバスピロー。この商品は、体圧分散の効果がある素材を使うことでしっかり首を支えてくれるので、無重力気分が味わえますよ」（松永さん）

快適な湯上がりで快眠へ導くバスローブ「ヤングカット ボディローブ」

エレクトリックブルー、ぺスカレッド、ネイビーなどカラーも10色と豊富！バスローブ「ヤングカット ボディローブ」写真：株式会社バスリエ

湯冷めと肌の乾燥を防ぎ、湯上がりの汗も吸収してくれるバスローブは、お風呂上級者にとっての必須アイテムです。けれど、タオル地のものは重くてかさばるため使い勝手がイマイチ。洗濯時には乾きが遅くて、いつしか使わなくなる…というケースも多いかも。そこでおすすめなのが、この薄くて軽い素材なのに吸水力は抜群なイタリア生まれのバスローブ。吸水性の高さと羽織りやすさという機能を満たしているのはもちろん、軽さ、乾きやすさ、コンパクトさ、動きやすさも兼ね備えている進化型です。

「湯上がりにバスローブを羽織ると温浴効果が持続して、ゆるやかに体温が下がるので湯冷めしにくいんです。そこからパジャマに着替えて眠ると睡眠の質が上がるんですよ。なので、バスローブはぜひおすすめしたいアイテムです。中でもこの商品は、使い勝手がいい上に、素材が長持ちする。僕は15年ほど前に買いましたが、いまだに風合いが変わらないのがすごい！」（松永さん）

「ひとくちにバスタイムと言っても、ひとりで明かりを消してリラックスすることもあれば、家族と一緒におもちゃでわいわい楽しむ、共同浴場で地元の人とコミュニケーションするなどさまざまな時間があると思います。食事の時も、食べることだけじゃなく、お店に行くまでのワクワク感も含めて計画を立てるところからその楽しみは始まりますよね。同じように、『今日リラックスさせたいところはアタマ？体？心？』と考えて、それに合わせたアイテムで楽しみ方を変えてもいいと思いますよ」（松永さん）

そのときの自分に合ったアイテムを使って、バスタイムをもっと楽しみましょう！

取材・文＝本嶋るりこ

教えてくれたのは

松永武

バスリエ株式会社代表。お風呂が好きすぎて脱サラ！5万点以上を試したバスグッズマニア。 温泉や銭湯、自宅のお風呂など、さまざまなお風呂の楽しみ方を日々模索中。

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