【体験レビュー】寝つきがよくなる噂の枕『睡速』で10日間ぐっすりと寝てみた
人は、1日の3分の1…人生の3分の1を、睡眠に費やすといわれています。睡眠への導入を助け、あらゆる寝相にも対応してくれるという噂の枕『睡速 1.0』。ここでは、実際に自宅で10日間使ってみたからこそわかった、『睡速度1.0』の快眠の秘密をレポートします。
日本人の睡眠時間は、欧米諸国と比べて短い。こんな話を耳にすることがあります。厚生労働省によると、日本人の平均睡眠時間は、男性が7時間52分、女性が7時間33分に対して、ヨーロッパの国々では8時間を超えています。
フランスでは男性8時間24分、女性8時間38分と、女性では約1時間もの開きが……(出典:「SMART LIFE PROJECT」)
睡眠時間は健康への影響はもちろん、経済的損失にもつながるといいます。米国のランド研究所というシンクタンクの試算では、日本における睡眠不足による経済的損失は、年間最大約15兆円にものぼるというのです。
とはいえ日々の生活に追われ、眠る時間を多く取れないという方も多いのではないでしょうか。ならば、せめて10代の頃のような「ぐっすり感」を味わえる、“質の良い睡眠”を得たいと思うのは、私だけではないはずです。
そんなとき、漫画のキャラクターのような “おやすみ3秒(「おやすみ」の3秒後にはもう入眠)”体験ができる枕があるといううわさを耳にしました。え?どこにあるんですか、そんな漫画のようなアイテムは。
その枕とは、2021年にクラウドファンディングサイトのMakuakeで即完売したという実績のある『睡速1.0』です。まず名前がいいです、入眠速度がとても早そうで期待感は高まります。
枕としては見慣れないX型
はやる気持ちとあくびを抑えながら、『睡速1.0』を細かくチェックしてみました。まず独特なX型の形状に目が行きます。四隅は盛り上がっており、つきたてのお餅のように白く柔らかそうです。中央の一番くぼんだ首を支える場所のみ、グレーの生地で覆われています。
触れてみると、白くて柔らかそうな部分は驚くほどもっちもちです。生地の肌触りも滑らかで、指先がずぶずぶと奥に入っていく感覚はクセになりそうです。中央のグレーの部分は、柔らかい中にも弾力があり、その保持力で首をやさしくサポートしてくれそうです。
ずっと触っていたくなる柔らかさ
この独特なもちもち感には、「FLEFIMA(フレフィーマ)」という独自の特許技術が使われており、極小発泡ビーズと粉砕低反発ウレタン、さらにポリエステルわたの3種の素材を絶妙なバランスで配合しているそうです。配合の組み合わせによって、その柔らかさは自在なのだとか。
「睡速1.0」では、枕の部位によって配合を変えるだけでなく、首を支えるグレーの部分には、4つ目の素材となるラテックスゴムを配合し、さらなる快適性を生み出しているそうです。一刻も早く「睡速1.0」に埋もれたくなりました。
『睡速1.0』が自宅に届いてから10日間、徹底的に寝てみました。おかしな言い方ですが、それぐらい寝てしまったのです。初日、期待に胸を躍らせながら、頭を『睡速1.0』に預けます。柔らかく包み込まれる感じには、ほっとするような安心感さえ感じられます。
モデルの女性も寝落ち寸前
普段使っている枕では、頭を置く場所が定まらず、しばらく頭を左右に動かす必要がありましたが、「睡速1.0」は首も頭もすーっとフィットして、ベストポジションにはまります。入眠準備は早くも完了しました。
個人的な感想ですが、眠りに入るまでは爆速だったように思います。「さあ、寝よう」と枕に頭をつけてから、何か別のことを考え出して眠れないということが、10日間、一切なく、「ああ、眠れない」といった日はありませんでした。
寝起きもばっちりです。TVCMにありそうな、爽やかさをまとって目覚めることができました。実に久しぶりの感覚にうれしくなったほどです。
驚いたのは、お酒を飲んで寝た日のことです。普段は、だいたい夜中に目が覚めて、しばらく眠れなくなるのですが、「睡速1.0」で寝たところ、夜中に目が覚めたものの、コップ一杯の水を飲み、もう一度寝ようと布団に入ったところ、すぐにぐっすりでした。
あおむけはもちろん、横向きも、もちもち部分がふんわり支えてくれますし、高さもあるため肩への負担も気になりません。うつぶせ寝にもいいとのことですが、普段、うつぶせ寝をしないのと、試そうと思っても、いつも通りにあおむけに寝てしまい、すぐに眠りについてしまったため、結局うつぶせ寝は試すことができませんでした。
うつぶせ寝はパワーナップにも最適
ですが、「睡速1.0」のイレギュラーな用途として、1つおすすめしたいのが昼寝での使用です。仕事のパフォーマンス向上にもいいとされる、就業時間中の20〜30分の仮眠…パワーナップ(昼寝)の相棒として最高でした。自宅でのテレワークの際には、ぜひデスクやテーブルの上に『睡速1.0』を置いて、イスに座って“うつぶせ寝”をしてみてください。あっ!という間にパワーナップは終了します。そして、その後とてもすっきりできます。
しっとりした肌触りの枕カバーも付属
この10日間で分かったことは、質のいい睡眠は枕から!ということです。正直、枕で眠りが大きく変わるとは期待していませんでした。ですが、この枕はうわさにたがわぬ充実した眠りをもたらしてくれます。枕なのに、洗濯機(洗濯ネット使用)で洗えるということも最後に付け加えたいと思います。『睡速1.0』で、日々の疲れをリセットしてみてはいかがでしょうか。
取材・文=頓所直人
商品詳細
【 睡速1.0 】枕 SUI-SOK 日本製
ビーズ枕なのに、ひと味ちがう。フィット感をとことん追求して開発した特許素材。
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