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2021.11.16

今年は11月18日解禁！定番から個性派まで、ボジョレー・ヌーヴォーを楽しもう！

今年もボジョレー・ヌーヴォーの解禁が間近に！フランス産ワインの新酒、ボジョレー・ヌーヴォーは毎年11月の第３木曜日に世界各国で解禁されますが、時差の関係で日本は世界で最も早く味わえる国の一つです。お手軽の一本からちょっと贅沢なプレミアム品、個性派まで、ボジョレー・ヌーヴォーの味わいはさまざま。数あるボジョレー・ヌーヴォーの中から、今回は主要メーカーが取り扱うオススメの一本と、おいしい飲み方を紹介します！

ボジョレー・ヌーヴォーってどんなワイン？

「ヌーヴォー」は、フランス語で「新しい」という意味で、フランス南部ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で、その年に収穫されたガメイ種というブドウから造られる新酒のこと。収穫したてのブドウをだからこそ楽しめる、フレッシュな味わいが特徴です。

これを選べば間違いない！スタンダードなボジョレー・ヌーヴォーはコレ！

「ボジョレーの帝王」が贈るフレッシュ＆フルーティーな一本

日本にボジョレーワインを広めた「ジョルジュ・デュブッフ社」のボジョレー・ヌーヴォーは、果実や花の香りがあふれる軽やかでフルーティな味わいが魅力です。「感謝」の花言葉を持つ、ひなげし、バラ、ダリアを中心にブーケのイメージでデザインされた華やかなラベルは、ボジョレーパーティーにピッタリ。

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー 2021

体に優しい酸化防止剤無添加のボジョレー・ヌーヴォー

酸化防止剤無添加タイプのボジョレー・ヌーヴォー。1888年の創業以来、手摘み収穫と伝統的な醸造方法にこだわり、上質なワインを造りつづけている「アンリ・フェッシ社」のボジョレーは、新鮮さの中にも深い味わいを感じられます。ラベルには、高品質なブドウ栽培とワイン造りに取り組む、二代目アンリ・フェッシ氏がデザインされています。

アンリ･フェッシ･ボージョレ･ヌーヴォ･キュヴェ･フェッシ 2021

心地よい酸味と上品でフルーティな味わいが調和

190年以上もの歴史を持つブルゴーニュの名門「アルベール・ビショー社」によるスタンダードな一本。2010年ヴィンテージはボジョレー・ヌーヴォー唯一の公式コンクール「トロフィー・リヨン・ボジョレー・ヌーヴォー」で最高評価を受賞しました。ストロベリー、ラズベリーを思わせる華やかで芳醇な果実香で、なめらかな口当たり、さわやかな酸味が心地よいエレガントな味わいです。

アルベール・ビショー ボージョレ・ヌーヴォー 2021

香りや味わいを余すことなく閉じ込めた特別な逸品

心地よい酸味と上品でフルーティな味わいが調和

「ジョルジュ デュブッフ社」の専門家が、本商品ならではの特別な製法としてひとつの畑を事前に選定し、その畑でとれたブドウだけを使用。ブドウの生育能力を最大限引き出すため、同社が収穫まで継続的に技術支援を行った逸品です。醸造においては、日本向けの商品としては今回初めて冷却ろ過しない「ノンチルフィルタード製法」を採用。醸造工程で生まれた香りや味わいを余すことなく閉じ込めることで、ブドウのフレッシュ感がより際立つ味わいに仕上げています。

ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー シュプレーム デュ デュブッフ 2021

フランス最大級のコンクールで最高金賞受賞のプレミアムな飲み口

フランス最大級のボジョレー・ヌーヴォーのワインコンクール「トロフィー・リヨン・ボジョレー・ヌーヴォー」で 2020年の最高金賞を受賞。「アンリ・フェッシ社」の自社畑にある樹齢 50年以上の古木から厳選した完熟ブドウを使用したプレミアムなヌーヴォーです。濃厚で複雑味を帯び、力強さと上品さを兼ね備えたワンランク上の味わいです。

アンリ･フェッシ･ボージョレ･ヴィラージュ･ヌーヴォ･ヴィエイユ･ヴィーニュ 2021

話題のオレンジワインやスパークリングの個性派ボジョレー・ヌーヴォー

今年の白ブドウでつくったフレッシュなオレンジワイン

オレンジワインとは、白ブドウの果皮や種を果汁と共に発酵してつくられたもので、近年大注目のワイン。今年収穫した白ブドウを使用したオレンジヌーヴォーは、果実のフレッシュなみずみずしさの中に、ジューシーなオレンジや白桃を思わせる風味を感じられる味わいです。

ジョルジュ デュブッフ オレンジ ヌーヴォー 2021

ボジョレー・ヌーヴォーのスパークリングで乾杯！

ボジョレー地区のガメイ種のみを使って醸造した、赤のスパークリング。長く細かな泡とともにブルーベリーのような香り、爽やかな甘みが楽しめます。アルコール度数は 7%から 8%と通常のワインより低めで、やや甘口のスッキリとした味わいが特長です。

アンリ･フェッシ･ルージュバブルス･ヌーヴォ 2021

フレッシュな果実味の明るく華やかなロゼヌーヴォー

2010年から日本限定で発売している、ピンクヌーヴォーの先駆者。ピンクグレープフルーツ、リンゴ、バナナを思わせるさわやかで上品なアロマのロゼワインです。アロマが凝縮している早朝にブドウを収穫し、ライトユーザーにも飲みやすいフレッシュでフルーティな味わいに仕上がっています。

アルベール・ビショー ボージョレ・ヌーヴォー ピンク 2021

ボジョレー・ヌーヴォーをより楽しむためのポイントは？

気になる一本が見つかったら、せっかくならよりおいしく飲みたい！

フレッシュな果実味が持ち味のボジョレー・ヌーヴォーは、10℃～13℃くらいに少し冷やしてから飲むと味わいが際立つので、冷蔵庫で1時間ほど冷やしてから飲むのがオススメです。

飲み口が軽く、渋みの少ないボジョレー・ヌーヴォーは、どんな料理とも相性がよく、気軽にワインを楽しめるのが魅力の一つ。この機会に選び方や飲み方に少しこだわって、フレッシュな新酒を楽しみましょう！

また、各メーカーではボジョレー・ヌーヴォー解禁をさらに楽しむためのイベントや企画を実施。現地フランスから街やワイナリーのフレッシュでライブ感のある動画の配信や、著名人によるオンライントークイベントなど、一緒に乾杯をするイベントも予定しているそうです。ほかにも、ボジョレー・ヌーヴォーに合う料理レシピ紹介など、さまざまな企画を用意。旅行気分やパーティー気分を味わいながら、2021年のボジョレー・ヌーヴォーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

※価格は全て2021年11月16日時点
文=本間奈保子