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カーテン選びのプロが教える!床の色にあわせたカーテンコーディネート術

目次

雑誌やSNSで、すっきりとした統一感のあるお部屋を見て、『自分もこんな部屋に住みたい!』と考えたことはありませんか?でも、どうすれば自分好みのお部屋が作れるのか分からないという人も多いはず。

そんな悩みにお応えすべく、オーダーカーテンのブランドメーカー「リリカラ」のマーケティング本部に勤める小林さんに、お部屋のコーディネートのコツを伺いました。

お部屋のなかで大きな面積を占めるのが、床とカーテンです。特に、床の色はインテリアの土台となり、お部屋の雰囲気を大きく左右します。そのため、床の色に合ったカーテンを選ぶだけでも、統一感のあるおしゃれなお部屋にコーディネートすることができます。

そこで、今回は、ホワイト・ナチュラル・ダークブラウンの3色の床それぞれに、おすすめのインテリアテイストやカーテンを紹介していきます。

【床色:ホワイト】空間を広く見せる!流行のミニマルな暮らしに

・おすすめインテリア:クール/シンプルモダン/フェミニン

・キーワード:明るくすっきり、清潔感、軽やか、ミニマルな暮らし

(左)クールにホワイトのカーテン【IDL-119】/(中)くすみカラーでシンプルモダンに【IDL-109】/(右)柔らかな色合いでフェミニンな印象に【IDL-104】

床も壁紙もホワイト基調だと、空間が広く見える作用があります。明るくすっきり、清潔感ある印象の空間なので、カーテンもなるべく軽やかな生地を選ぶと良いでしょう。

家具や小物は、ガラスやアイアン、真鍮(しんちゅう)などの無機質な素材を取り入れて、全体的にホワイト~グレーの淡い色でまとめると、近年人気の『淡色インテリア』や『韓国インテリア』になっておすすめです。

カーテンでお好みの差し色をプラスすると、より自分らしさを表現できるでしょう。ネイビーやブラックなど濃い色を取り入れると格好良く、反対に、くすみピンクやブルーグレーなど淡いパステルカラーを取り入れると柔らかな印象のお部屋になります。

家具を背の低いものでまとめると、より空間が広くすっきり見えるので、雑誌で見るようなミニマルな暮らしのインテリアになりますよ。

【床色:ナチュラル】どんなインテリアにも合わせやすい万能カラー!ぬくもりのある印象に

・おすすめインテリア:シンプル/ナチュラル/カジュアル

・キーワード:ぬくもり、安らぎ、団らん

(左)濃い色のカーテンでシンプルかつスタイリッシュ【IDL-107】/(中)アースカラーでナチュラルに【IDL-118】/(右)柄物カーテンを合わせてカジュアルな雰囲気づくり【IDL-117】

ナチュラル色は、組み合わせ次第でカッコよくもかわいくもできる床色で、どんな色柄のカーテンとも相性がいい万能カラーです。

濃い色のカーテンを取り入れると、カッコよさとぬくもりの両方を感じられるスタイリッシュなインテリアに。アースカラーや葉っぱ柄、北欧パターンなどのカーテンを、明るい木目の家具と組み合わせると、北欧ナチュラルなインテリアになります。

カーテンの生地は、床色と同じくぬくもりを感じるような、ざっくりとした素材感があるものを選ぶと良いでしょう。また、家具も床色と同じ色でそろえると、より統一感のある空間になるのでおすすめです。

【床色:ダークブラウン】シックな床にあわせて大人の落ち着き感があるお部屋に

・おすすめインテリア:モダン/シック/エレガント

・キーワード:大人、重厚感、高級感

(左)柄物をあわせてモダンに【IDL-126】/(中)シックなカラーで大人の落ち着き【IDL-041】/(右)大人可愛くエレガントに【IDL-073】

ダークブラウンの床色は、大人っぽい落ち着いた空間になります。家具にガラスやアイアン、皮素材などの家具を取り入れると、部屋全体をより大人っぽく演出できます。カーテン生地はしっかりとした“手持ち感”(ボリューム)のあるものや、マットな質感、もしくはツヤ感があるものを選ぶと良いでしょう。

幾何学柄のカーテンで格好良くコーディネートしても良いし、花柄のカーテンでエレガントにコーディネートしても、床とよく合います。どちらも少し落ち着いた色合いのものがおすすめです。

全体的に重厚感があり、落ち着いた雰囲気の部屋になるので、カーテンの縫製を2倍ヒダ仕様にするとボリューム感が出て、より重厚感を演出できます。反対に、1.5倍ヒダ仕様にすると、少しすっきりとした印象になり、イマドキの大人インテリアになりますよ。

部屋の床色が好みのイメージと違っても大丈夫!他に注意すべきポイント

今回、リリカラの小林さんには、「お部屋づくりは、自分なりのつくりたい部屋のイメージをもって取り組むことが大事」と教えていただきました。

「今回のテーマとして、床の色に合わせてカーテンを選ぶ、ということを提案させていただきましたが、『ダークブラウンの床だからフェミニンな部屋づくりは出来ないな…』ということではないです。その場合は、カーペットやラグを活用して床の色を変更し、自分好みのお部屋づくりをしていただけたらと思います。」(小林さん)

また、近年は部屋に置く家具を少なくした、ミニマルな暮らしがトレンド。断捨離をしたり、すっきりと整理して収納したりするようなお部屋づくりが主流ですが、どうしても必要な家具や趣味のアイテムが増えてごちゃごちゃしてきた場合はどうすればよいのでしょうか…? 

「確かに昨今はミニマルなお部屋づくりがトレンドですが、趣味のグッズをたくさん飾ったり、壁一面の本棚を用意したりと、より自分らしい個性的なお部屋も魅力的です。ごちゃついた印象、散らかった印象というのは、『たくさんの色が散っている』状態がほとんどです。床とカーテン、さらには家具の色など、部屋全体のベースの配色を決めて統一しておくと、物が多くてもすっきりした印象にみえます。どうしてもその配色から外れてしまうものは、なるべく1か所に『趣味コーナー』などとしてまとめておけると良いですね」(小林さん)

カーテンへのこだわりは、お部屋のこだわりの第一歩!

「壁紙や床、そしてカーテンは、お部屋に占める面積が大きいため、お部屋全体の雰囲気を左右することになります。特にカーテンは生活感が出やすいアイテム。だからこそ、正しく窓のサイズを測り、床上1センチで美しくカーテンのサイズをあわせましょう!」(小林さん)

既製品のカーテンを購入するのもアリですが、ワンランク上のインテリアを目指すなら、オーダーカーテンがおすすめです。リリカラショッピングパークでは、無料で生地サンプルを取り寄せられるので「思った生地と違った…」ということもなくて安心!

※送料全国一律220円税込/20枚以内

お部屋づくりはカーテン選びから。新生活やお部屋の模様替えなど、お部屋のコーディネートの参考にしてみてはいかがでしょうか。

取材・文:編集部

 
 

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