【お役立ち記事】貯金の習慣始めませんか?みるみるたまる貯金のアイデア5選
一人暮らしを始めると何かと出費が多く、生活するのに意外とお金が掛かることに気付いたという方も多いのでは⁉今回は「気が付くといつもお金がない…」という方に向けて、すぐに実践できる貯金のアイデアを5つご紹介いたします。
まずは、貯金しよう!と思ったら自分の支出を把握することから始めましょう。
最初は細かく家計簿をつけなくても大丈夫です。家賃、水道光熱費、食費、日用品費、娯楽費ぐらいの大まかな分類に分けて、自分が何にいくら使っているのかを把握しましょう。
そして、月に1度は振り返りをして、無駄なものにお金を使っていないかを確認すると良いですね。
貯金のアイデアを5つ紹介!
王道だけどとてもためやすい「先取り貯金」です。お給料が入ったら、すぐに別の口座に貯金分を移動します。そして貯金分は元々なかったものとして、残った金額で生活します。
この方法は「お金を使った後に残りを貯金する方法だと、つい使い過ぎてしまう」という方にぴったりの貯金方法です。
自分でお金を別の口座に移す他、給与から自動的に天引きされる「財形貯蓄制度」という方法もあります。会社によって制度がない場合もありますので、ご自身の会社に確認してみてくださいね。
財布にある500円玉を全て貯金する「500円玉貯金」はご存じの方も多いかもしれません。最近は専用の貯金箱が販売されていますね。私も実際にやっているのですが、500円玉を集めるのが楽しくて、日頃から貯金への意識が自然と高まります。例えば600円の物を買うときに1,100円を出すなど、500円玉でお釣りがくるように支払うこともあります。
専用の貯金箱であれば、いっぱいまでためると30万円、など目標金額が分かりやすいので、モチベーションが上がりますよ。
※小銭を銀行で両替する際、銀行や両替の枚数によって手数料が発生することがありますのでご注意ください。
先ほど紹介した500円玉貯金は、小銭の中で500円だけを貯金する方法でした。一方「お釣り貯金」は、買い物の際はお札で支払い、残った小銭を全額貯金箱に入れる、という貯金方法です。
例えば100円のジュースを買うときには、1,000円札を出して、お釣りの900円を貯金します。これでは100円の物を買っても、1,000円札がお財布の中から無くなってしまいますよね。そのため「100円のジュースを買うのはやめようかな」という心理が働き、無駄遣いの回数を減らすことが期待できます。
※小銭を銀行で両替する際、銀行や両替の枚数によって手数料が発生することがありますのでご注意ください。
食費に〇〇円、日用品には〇〇円、と予算を決めておき、お給料が振り込まれたら生活に必要な金額だけ引き出して、用途別に封筒に分けて生活する方法です。一度引き出した後は、口座内のお金には手を付けないため、使い過ぎを防いで貯金できるという効果があります。
また、封筒の残額が見てすぐ分かるため、予算内に収めるように買い物をすることができるようになるでしょう。
ここ数年で随分と普及したキャッシュレス決済。そんなキャッシュレス決済に関する貯金のためのアイデアを紹介します。
キャッシュレス決済の中でも、電子マネーやQRを使用するキャッシュレス決済は、事前にお金をチャージしておくことが可能なので、ご自身で決めたタイミングで1カ月の生活費をチャージして、その金額内で使用することで、生活費の使い過ぎを防ぐことが出来るのです。
実はこの方法は、私の知人が行っている家計管理方法で、残額が目に見えて分かるので、使いすぎを防ぐことができてとても良い!と好評でした。
さまざまな貯金のアイデアを紹介しましたが、いかがでしたか。
目標を決めて、無理なく楽しく始めることが、貯金を続けられるコツです。
お金があるとつい使ってしまう方は「先取り貯金」、現金ではなくキャッシュレス派の方は「キャッシュレス決済貯金」など、ご自身の性格や生活スタイルに合わせて、無理なく楽しく続けられる方法を見つけてみてくださいね。
上山美波
滋賀県出身。大学卒業後の就職先で人事総務の仕事を担当。主に社会保険の手続きや給与計算を行っていたが、自身の知識不足を痛感し、FP資格を取得。現在はさらなる知識向上のため、FP1級、CFP資格の取得を目指すとともに、「お金に苦労する人が少しでも減ってほしい」という思いをもって、FPとしての活動を行っている。