【家電特集】配信サービス普及でトレンドも変化!ビックカメラ新宿東口店スタッフに聞く最新「テレビ」事情
何かと物入りな年末のこの時期。お正月に向け、スポーツ中継や音楽・お笑い番組などの特番、ドラマの一挙放送など、魅力的なコンテンツが出揃う年末年始は、テレビの買い替えにうってつけのシーズンだ。
実際、家電量販店の年末商戦においてもテレビは主力アイテムだそう。ビックカメラ新宿東口店でオーディオ・ビジュアル家電を担当している大野翔悟さんいわく、「映像の質に加えて、どのようなアプリが搭載されているか、いかに部屋の景観を損わないか、テレビを選ぶ基準も年々変わってきています」と、配信サービスの充実や自宅時間の増加といった時代の変化に伴い、テレビ事情も変わってきているのだとか。
今回はテレビの奥深さにすっかりハマり、自宅にも大型のテレビを設置しているという大野さんに、コストパフォーマンス抜群の最新式テレビと注目の周辺アイテムをセレクトしてもらった。
4Kの境目!単身者にもおすすめの「43型モデル」の狙い目はコレ
低価格だが、機能は充実しており、滑らかで美しい映像を楽しめる
「4K対応のテレビが大体43型からということもあり、単身者でも43型クラスを購入される方が増えています」と大野さんが語るように、近年、テレビはよりサイズの大きいものが好まれるそう。しかし大型化し、4K対応となると値段もそれなりに高額になってしまう。
国産メーカーの43型モデルの場合、10万円を超える商品が多い中、グッと手に取りやすい価格帯で新生活を迎える人や若者から支持を集めているのが、中国が拠点の家電メーカー、Hisense(ハイセンス)の「液晶テレビ 43A65H」だ。
AIが映像を解析し、最適な画質へと自動で処理を行ってくれる
「NEOエンジンLiteと呼ばれるものが内蔵されており、例えば、スポーツなど動きの速い映像では残像感を処理し、滑らかな映像が楽しめます」という大野さんの言葉の通り、実際に映像のクオリティは抜群だった。
さらにNetflixやHulu、YouTubeといった配信サービスや動画サイトをテレビで楽しめるアプリも搭載され、さまざまな動画プラットフォームが楽しめるのも人気のポイント。テレビひとつで完結するため、テレビ周りをスッキリ保ちたいという人にもぴったりだ。
<商品情報>
Hisense(ハイセンス)液晶テレビ 43A65H
価格:69,800円(税込)
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AIが好みの番組を提案!現代の視聴スタイルに適応した「55型モデル」
おすすめの番組や動画配信サービスが集約されており使い勝手も良い
さらにもうひと回り大きい55型テレビとしてピックアップしてくれたのが東芝の「液晶テレビ REGZA(レグザ)55C350X」。国産ながら他のメーカーの商品と比べると驚くほど価格がリーズナブルで、コストパフォーマンスに優れた商品だ。
レグザエンジン Power Driveを搭載し、高画質を実現しているほか、部屋の状況や映像の種類に合わせて画質を自動調整する機能など、映像のクオリティはお墨付き。加えて、テレビを楽しく、効率的に見るための工夫も凝らされている。
「例えば、“みるコレ”というサービスでは、AIが視聴履歴に基づくおすすめや流行っている番組を提案してくれます。また録画した番組をシーンごとにチャプターに分けてくれるので見たい場面だけをチェックすることも可能です」(大野さん)
“みるコレ”ボタンや動画配信サービスのボタンが搭載されたリモコン
“みるコレ”では、テレビ番組に加えて動画配信サービスの作品も見つけやすくなっているなど、自らコンテンツを選ぶ能動的な視聴スタイルが定着した今の時代にマッチしたテレビと言えるだろう。
<商品情報>
TOSHIBA(東芝)液晶テレビ REGZA(レグザ)55C350X
価格:80,080円(税込)
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狭い部屋でも大型テレビが置ける!人気の「壁寄せスタンド」でお悩み解消
支柱が斜めになっているので、場所を選ばず配置できる
そんな大型テレビのネックといえば場所を取るという点。しかし配信サービスの普及や録画機能付きのテレビが主流となり、プレーヤーやレコーダーが不要となりつつある今、従来のテレビボードとは異なり、スペースを取らないテレビスタンドがスタンダードに。店内にも多くの商品がディスプレイされていた。
中でもナカムラの「テレビスタンド WALL ウォール A2」は、シンプルなルックに加え、ブラック、ホワイト、ウォールナットと3色展開のカラーバリエーションと、どんな部屋にも馴染むようなデザインになっている。
「自立式なので、壁に寄せなくてもどこでも使うことができ、なおかつキャスターも付いているので、自在に移動できます。今のテレビは首振り機能がついてないものが多いのですが、ソファ位置やダイニングなど視聴場所にあわせて簡単に角度を変えられるのも人気の理由です」(大野さん)
お店には壁寄せスタンドのコーナーも設けられていた
レコーダーやゲーム機があるという場合には、オプションで棚をつけるなどカスタマイズできるので問題なし。角のない円型ベースなども使い勝手が良く、配線も支柱の中にまとめて格納できる。部屋が狭かったり、賃貸なので壁掛けしたいけど穴を開けられないという人におすすめのアイテムだ。
<商品情報>
NAKAMURA(ナカムラ)テレビスタンド WALL ウォール A2 ※写真はロータイプ
価格:24,900円(税込)~
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自宅のリビングが手軽に映画館並みの音響に!「着脱式サウンドバー」
着脱式のスピーカーをリアスピーカーにできるアイディアがスゴい!
テレビで映画を見る機会も多くなった昨今、こだわりたいのが音響面。近年は場所を取らないサウンドバーが人気で、フロアにも専門コーナーが設置。各メーカーのアイテムがところ狭しと並び、撮影中も人がひっきりなしに立ち寄っていた。
その中でもJBLの「サウンドバー ブラック JBLBAR1000PROBLKJN」は、「横のスピーカーが着脱可能なワイヤレス式となっており、後ろに置いてリアスピーカーとすることで、映画館のような立体音響空間を再現できます」(大野さん)という最新の商品だ。壁や天井の反射までを利用して、7.1.4chの完全な立体音響を作り出してくれるというから驚きだ。
サウンドバーはスペースを取らないため、近年高い人気を誇っている
従来のように大きなスピーカーを設置する必要がない上、普段はスピーカーをバー本体にセットしておけるので場所を取らない点もうれしい。単身者の手狭な部屋でも手軽に本格的なサウンドを楽しめる優れものだ。
<商品情報>
JBL(ジェイビーエル)サウンドバー ブラック JBLBAR1000PROBLKJN
価格:143,000円(税込)
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都内屈指の広さを誇る旗艦店のひとつであるビックカメラ新宿東口店
以前は“ビックロ”として親しまれたビックカメラ新宿東口店は、その土地柄、トレンドに敏感な若年層が多く訪れる旗艦店のひとつ。流行への感度と豊富な知識を持ったスタッフの提案に耳を傾ければ、自分に必要な家電を見つけられるはずだ。
※店舗や時期によって在庫状況は異なります。また価格変更や販売終了などになることがありますのでご了承ください。
取材・文=野宮ジュン 撮影=押木良輔
インフォメーション
ビックカメラ新宿東口店
住所:東京都新宿区新宿3丁目29番1号
電話:03-3226-1111
営業時間:10:00~21:00
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