新生活・引越し

引越し当日の新居で困らないために! スムーズな引越しのためのTo Doリスト

目次

進学や就職などで移動の多い春。初めて引越しをする方や、引越し経験はあるものの事前準備が不足していて、いつも作業が慌ただしくなってしまう方もきっと多いはず。特に引越し当日は、とにかくやることが盛りだくさん!

そこで今回は、引越しをスムーズに行うコツを、引越し比較・予約サイトの「引越し侍」さんに教えてもらった。新生活を気持ち良くスタートさせるために、新居でやるべきことやポイントを紹介。

引越し当日の作業の大まかな流れはコレ!

引越し当日は主に以下の1~6の流れに沿って、作業を完了させよう。

1.新居への荷物の搬入
2.荷物の搬入の監督
3.部屋のチェック
4.ガス開栓の立ち合い
5.ご近所への挨拶
6.荷解き

※2・3は引越し業者に依頼しない場合は省略

引越し当日は、自分の到着から業者の到着まで時間がないことがほとんどなので、引越し日の前日や前々日に、あらかじめ新居を掃除したり撮影しておくことがおすすめ。

撮影は日中の明るいうちに一部屋につき2~3方向から、傷や汚れを見つけた場合は大きさが分かるように、できれば定規などを、なければ硬貨などを添えて行う。スマホなどで撮影すれば、写真に日付などのデータが付与されるのでメモの必要もなし。荷物を搬入した後に確認をしなければいけない場合は、荷物をできるだけ1カ所にまとめて、壁から離して搬入してもらうと良い。

1~6の各作業を行う際には、以下のような点に注意しよう。

1.新居への荷物の搬入

旧居から荷物を搬出する前に、新居の間取りと、どこにどの荷物を搬入するかをメモにして作業スタッフに渡しておくのがベスト。また、ダンボールには「どの部屋に置く・部屋のどのあたりに置く」などの情報をメモしておくと、荷物をスムーズに新居に搬入することができる。

2.荷物の搬入の監督

搬入時は玄関などの搬入口に立ち、作業スタッフにどの荷物をどこに置くか指示する。

また、引越し作業に関する注意事項(この荷物は運ばない・トラックはここに停めてほしいなど)は、見積もりに来た営業スタッフだけでなく、当日の作業スタッフにもあらためて伝えておこう。

3.部屋のチェック

搬入が完了したら、荷物や新居に傷や汚れ、破損等がないか確認して、問題なければ引越し完了のサインをして引越し作業は完了となる。

もし荷物の破損や紛失があった場合は、すぐにその場で作業スタッフに声を掛け、作業を止めてもらい、適切な対応を取ろう。万が一、作業スタッフでは対応しきれない場合には、その場で問い合わせ窓口などに相談するという手段も。とにかく「すぐに、その場で」発信することが重要。

また、引越し作業代金の支払いについては、できるだけ現金でそろえておこう。ただ、作業中に追加料金が発生することもあるので、多めに用意しておくことがおすすめ。「クレジットカード対応可」とHPに記載されていても、当日その準備をしていない、という可能性もあるため、クレジットカードを使用したい場合は、事前に相談しておくのが◎。

まれに、作業スタッフに「心づけをわたさなければ」と思っている人もいるが、マストではないので、もしわたす時はトラブルがないよう個々にわたそう。金銭ではなくペットボトルなどの飲み物で感謝の気持ちを伝えるのも良い。

4.ガス開栓の立ち合い

3月~4月などの繁忙期に引越しをする場合、ガスの開栓手続きは1~2カ月前には手続きを進めておくことが必要。混雑する地域・時期だと、希望の日時に来てもらえない可能性もあるので、できるだけ早めに手続きをしよう。

ガスの開通作業は、予約している時間によっては搬入の前や途中になってしまう可能性もあるが、できれば引越し作業が終わった後に来てもらうように。たとえば、引越し作業が午前中からであれば夕方頃に来てもらうなど、確実に作業が終わっていそうな時間に予約するがベスト。

5.ご近所への挨拶

集合住宅の場合、上下左右のお部屋にあいさつするパターンが多い。あいさつ品として主に選ばれているのは、お菓子や洗剤などの消耗品のほか、タオルなど一般的な粗品として想像しやすい物。ただし、あいさつ品を渡す人は全体の約半数ほど、集合住宅になると40%程度にまで減少する。

近年では新型コロナウイルスの感染対策を理由にあいさつをしない人も増えたことから、あいさつの必要性が下がっている傾向。特に周りに比べて治安が良くないと感じる物件などでは、防犯面を考慮して女性はあいさつを控えた方が良いことも。

6.荷解き

すべての荷解きを当日にするのが難しい場合は、最低限、当日絶対に必要な分だけでも荷解きできれば十分。もし翌日に仕事など用事があってまとまった時間が取りにくい人は、後日にまわすと荷解きしないままの荷物が増えてしまう可能性があるため、多少無理をしてでも当日中にできるだけ多く荷解きを終わらしてしまうことがおすすめ。

荷解きの流れは下のような順番を参考にしてみよう。

・すぐに使う生活必需品を開封・設置する(カーテン/電気/トイレ用品など)

・大型の家具・家電を配置する(ベッド/ソファ/テーブル/テレビ/冷蔵庫/洗濯機など)

・そのほか使う物から順に開封していく(キッチン用品/バス用品/すぐに着る服など)

荷解きをする際は、同じエリアにしまう荷物ごとにまとめて開封するのが良いとされている。“同じ部屋”というよりかは、“同じ収納場所にしまうもの”という認識で、ダンボール2~3箱ごとで、できるだけ小さい範囲から始めると、散らかりすぎずスムーズに荷解きができる。

荷解きにかかる期間は、荷物の量にもよるが、1週間程度で片付ける人が多いよう。どうしても時間が取れないという人は、荷解きもセットになった引越しプランなどを利用してみては?

文=三上美保子

インフォメーション

引越し侍

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