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ワンプレートでお手軽!和風アレンジ“のっけごはん”レシピ

目次

厳しい暑さもようやく落ち着いた頃にやって来るのが「食欲の秋」。「おいしいものを簡単に素早く食べたい!」という願いをかなえるレシピを、現在テレビや雑誌などで活躍中の人気料理研究家・今井亮さんが教えてくれました。今井さんのレシピは、事前に合わせた調味料を、炒めた材料にかけるだけで味がバッチリ決まる簡単さが最大の魅力。料理が得意な人はもちろん、自炊初心者にも手軽に作れる、和風アレンジレシピ2品をご紹介。早速作ってみましょう!

洗い物も味付けも手軽でラクラク! 初心者の味方“のっけごはん”のメリット

1.お皿もひとつで洗い物がラクチン!

ごはんの上におかずをのっけるので、洗うのは器ひとつで済みます。疲れた時もこれなら助かりますね。

2.味付けは合わせ調味液でカンペキ!

材料を炒める前に作っておく合わせ調味液で、味をしっかり決めることができるので失敗とは無縁。料理初心者にこそおすすめしたいレシピです。

3.手軽にササッと作れる!

材料を切った後の調理は、すべてフライパン上で終了。さっと炒めるだけなので、まだまだ暑さの残る季節でも汗をかかずに作れます。

ガパオを和風にアレンジしたラクラクメニュー 鶏肉と茄子のオイスター炒めごはん

材料(1人分)

鶏もも肉…100g ナス…1本
赤パプリカ…1/6個 
サラダ油…大さじ1
ごはん…1杯
卵…1個

A(合わせ調味液)
オイスターソース…小さじ2
酒…小さじ2
しょうゆ…小さじ1
砂糖…小さじ1/2
カレー粉…小さじ1/4

作り方

1.鶏もも肉は細かく切って粗めに包丁でたたく。ナス、赤パプリカはヘタと種を除いて1cm角に切る。Aは混ぜる。

鶏もも肉は包丁で粗めに叩くと食感◎。

2.フライパンにサラダ油の半量を中火で熱し、鶏もも肉を2分炒め、ナス、赤パプリカを加えてさらに1分炒め、Aを加えて炒め合わせてごはんにのせる。

鶏肉に火が通ったところで野菜をさっと炒め合わせる。

3.フライパンをきれいにして残りのサラダ油を弱めの中火で熱し、卵を割り入れてお好みのかたさに焼いて2にのせる。

これでおいしさUP♪

カレー粉が隠し味になっています。オイスターソースのうま味を引き立てるスパイシーさが絶妙です!

とろ~り溶けたバターのコクが食欲を刺激する!豚肉とピーマンのみそバターごはん

材料(1人分)

ピーマン…2個
シメジ…1/4袋
サラダ油…大さじ1/2
豚肉の切り落とし…80g
ごはん…1杯
バター…5g

A(合わせ調味液)
みそ…大さじ1/2
酒…大さじ1/2
しょうゆ…小さじ1
砂糖…小さじ1/2

作り方

1.ピーマンは縦半分、ワタと種を除いて横1cm幅に切る。シメジはほぐす。Aは混ぜる。

2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、豚肉を2分炒めてピーマン、シメジを加えてさらに1分ほど炒める。

カット不要な切り落としは時短料理に◎。

ピーマン、シメジは一緒に炒める。

3. Aを加えて炒め合わせたらごはんにかけてバターをのせる。

これでおいしさUP♪

バターを混ぜればおいしい味変に。好みで追いバターをして、コクとうま味を楽しもう!

野菜もたっぷり摂れて、栄養満点なのっけごはん。休日のブランチはもちろん、日々の夕食メニューにも、ぜひ取り入れてみてください。

取材・文=中村実香 撮影=後藤利江 スタイリング=渡邉未央

今井亮

料理研究家。高校を卒業後、中華料理店で5年間修業を積み、東京のフードコーディネーター学校を卒業。料理家などのアシスタントを経て独立。テレビ、雑誌、書籍でのレシピ作りや映画の料理監修なども行う。

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