ホームパーティーにもおすすめ!韓国&中華アレンジ“のっけごはん”レシピ
ご飯さえあれば、簡単においしい食事ができる“のっけごはん”。今回はホームパーティーでシェアするのにぴったりなレシピ2品をご紹介。中華&韓国風のしっかり目の味付けなので、お酒との相性もバツグン。材料の準備から仕上げまで、ササッと作れるだけでなく、ビジュアルも華やかな上に、洗い物も少なくて済むといったいいこと尽くめな“のっけごはん”レシピを現在テレビや雑誌などで活躍中の人気料理研究家・今井亮さんが教えてくれました。
洗い物も味付けも手軽でラクラク! 初心者の味方“のっけごはん”のメリット
1.お皿もひとつで洗い物がラクチン!
ごはんの上におかずをのっけるので、洗うのは器ひとつで済みます。疲れた時もこれなら助かりますね。
2.味付けは合わせ調味液でカンペキ!
材料を炒める前に作っておく合わせ調味液で、味をしっかり決めることができるので失敗とは無縁。料理初心者にこそおすすめしたいレシピです。
3.手軽にササッと作れる!
材料を切った後の調理は、すべてフライパン上で終了。さっと炒めるだけなので、まだまだ暑さの残る季節でも汗をかかずに作れます。
コチュジャンのうま味が食欲をそそる!マグロとアボカドの韓国風ごはん
材料(1人分)
アボカド…1/2個
マグロ(柵)…100g
サラダ油…大さじ1/2
卵黄…1個
焼きのり…適量
ごはん…1杯
A(合わせ調味液)
ニンニクのすりおろし…1/4かけ分
しょうゆ…小さじ2
ごま油…小さじ2
砂糖…小さじ1
コチュジャン…小さじ1
作り方
1.アボカドは皮と種を除いて一口大に切る。マグロはキッチンペーパーで水気を拭く。Aは混ぜる。
アボカドの種は包丁のお尻を使うと簡単に取り除ける。
2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、マグロを入れて全面をさっと焼いて取り出し、2cm角に切る。
マグロはキッチンペーパーで水気をふいてから軽く表面を焼く。
3.マグロ、アボカドをAに加えてあえ、ごはんにかけて卵黄をのせ、焼きのりをちぎって散らす。
これでおいしさUP♪
魚に火を通しすぎないのが大切。マグロのほか、サーモンでもおいしく作ることができる。
材料(1人分)
トマト(小)…1個(100g)
万能ネギ…1/4束
サラダ油…大さじ1/2
ニンニクのみじん切り…1/2かけ分
ショウガのみじん切り…1/2かけ分
豚ひき肉…80g
ラー油…適量
ごはん…1杯
A(合わせ調味液)
水…1/2カップ
片栗粉…小さじ2
みそ…小さじ2
しょうゆ…小さじ1
鶏がらスープの素…小さじ1/2
作り方
1.トマトは2cm角、万能ネギは1cm幅に切る。Aは混ぜる。
2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、ニンニク、ショウガをさっと炒め、香りを立たせたら豚ひき肉を加えて2分炒める。
ニンニクとショウガは焦がさないように。
3. Aを加えて混ぜながらとろみをつけたら、トマト、万能ネギを加えて一煮立ちさせてごはんにかける。好みでラー油をかける。
片栗粉を入れて加熱させ、とろみをアップ。
これでおいしさUP♪
トマトに火を通し過ぎないのがおいしさのポイント。辛いのが苦手な人はラー油なしでも◎。
10分以内で作れて、野菜もたっぷり摂れる“のっけごはん”レシピ。ご飯にのっければボリューム満点。これから本番を迎える“食欲の秋”にぜひトライしてみて!
取材・文=中村実香 撮影=後藤利江 スタイリング=渡邉未央
今井亮
料理研究家。高校を卒業後、中華料理店で5年間修業を積み、東京のフードコーディネーター学校を卒業。料理家などのアシスタントを経て独立。テレビ、雑誌、書籍でのレシピ作りや映画の料理監修なども行う。